2016年青少年読書感想文全国コンクールに大西暢夫さんの’ここで土になる’という本が選ばれました!!!おめでとうございます!!
全国の小学校で読まれたり 全国の書店の課題図書コーナーに置かれています。すごいことです。
(本の紹介)ネットより 表紙には、葉を繁らせ空にそびえたつ、大きな木の写真。(中略)写真家の大西暢夫さんは、1996年頃からこの場所に通いつづけ、村と大銀杏と、ある老夫婦を撮り続けてきました。 本書はそのドキュメンタリー写真絵本です。
ここで土になる(2016 高学年 課題図書) 熊本県五木村頭地地区田口。半世紀前、宿もあるほど賑わっていたこの村を流れる川辺川の上流にダムを建設する話が持ち上がり、反対していた人々も上の村へと移動します。そんな中、尾方さん夫婦だけは残ります。 昔から村を見守り続けてきた「田口の大イチョウ」も枝を払われ、根を切られ、移動されることになりました。ところが、ある日、ダムの計画が中止になります。村に残ったのは尾方さんたちしかいない壊された村と、人間に切られ、銀杏も実らなくなった老いた木。移転開始の頃から取材に入っていた大西は、生き抜く銀杏と尾方さんたちをとり続けて、この写真絵本が出来ました。
(選定理由) ダム計画により立ち退きを余儀なくされた集落で1軒だけ残った老夫婦の思いが題名となっている。変わりゆく人間社会と、変わらない大イチョウの木や老夫婦との対比から、社会について考えさせられる。
(私の感想) 五木村のような自然がいっぱいの村で育った私には とても染み入ってくる本です。ふるさとのことや年老いた両親のこと 国のダム開発による自然破壊?とか、ふるさと(檜原村)の将来とか色々考えさせられます。 へたくそな 読書感想文で…恥ずかしい・・・
皆さんもぜひ 読んでみてください。 |